はい、今年高校を卒業した新卒者から元大工の70歳代まで幅広いウチナーンチュがスタッフとして働いています。よく、音楽の素養は必要ないのですか?と聞かれるのですが、オーボエは全工程を1人で作るものではないので、各工程において、材木を扱う者、穴を開ける者、メカを扱う者など、得意部分を分業するのです。もちろん、音を出す最終調整段階には、私の出番が待っているという訳です。東京の工房から来たスタッフと沖縄採用のスタッフが共に助け合いながら仕事をしている場面を見ると、よかったなと思えます。
近い将来、「沖縄といえば楽器」といわれるようになればと考えます。楽器の中でも需要の高いクラリネットの製作もスタートさせており、かなり注目されるのではないかと予想されます。オーボエ、クラリネットにとどまらず色々な楽器を作っていきたいですね。既にヨーロッパの著名演奏家が、弊社のオーボエを使っており、メイドイン沖縄の音色が、世界で響いていることはうれしく誇らしいことです。 演奏者でもある私がいえることは、自分の感性にフィットするいわば「世界にひとつだけの楽器」との出会い…。そんな楽器を製作して、弊社の楽器を使うことによって、演奏が楽しくなったといわれるようになりたいですね。一生、ベストはないのが楽器製作の世界。常に前進して演奏家のためにアイディアを生み出すのが私どもの役割なのです。 私が音楽と出会ったのは小学生の頃。音楽に関わる者として、音楽と出会う機会を作ることも私の使命であると考え、演奏会を開催していますが、今後、ますます面白い企画を考えていきたいと思います。来る8月14日には、ドイツ名門の首席奏者を迎えた演奏会を予定しております。音楽に限らず、若い人へ本物を伝えることはとても大切なことだと考えています。何も音楽家になるためではなく、本物にふれることによってその後の人生でつまずきそうになった時、力になってもらえればと思うのです。 | ||||
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◎取材を終えて… |
●パーソナルデータ●
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出身地/南風原町
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●オーガニゼーションデータ●
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| 1990/オーボエ製作スタート
2007/沖縄に移転 |
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